秋の季節がやってきましたね。
さつまいもが旬な季節でスーパーやコンビニで見かけることが多くなったのではないでしょうか。
今回はさつまいもにどんな栄養素があり、筋肉をつけたい人にとってさつまいもは良いのか。そこに焦点をあててお話ししたいと思います。
- さつまいもは筋肉におすすめ
- さつまいもを食べるべき時間
- おすすめのさつまいもの食べ方
さつまいもは筋肉に良い?
筋肉をつけたくて筋トレをしている方や、ダイエットをしている方は食事制限をしている場合がほとんどかと思います。
しかし、どうしてもさつまいもが無性に食べたくなることがありますよね。
そこで、実際にさつまいもは筋肉に良いのか気になるところです。
結論、さつまいもと筋肉の相性は◎です。
さつまいもが筋肉に良い理由
さつまいもが、なぜ筋肉に良いのでしょう。
明らかに太りそうだしよくなさそうな食べ物じゃん!

そうだけど、さつまいもの成分を理解したらその考えもひっくりかえるかも。
さつまいもが筋肉に良い理由は4点あります。
- 脂質が少ない
- 食物繊維が多い
- ビタミンが豊富
- GI値が低い
それでは、詳しくみていきましょう。
脂質が少ない
まず、さつまいもには脂質が少ないです。

そもそも脂質って筋肉に良くないの?

脂質を摂取しすぎると脂肪に変わってしまうのよ。
筋肉をつけたい方やダイエットをしている方は余計な脂肪はつけたくないですよね。
間食などでお菓子が食べたくなる場合は、脂質が少ないさつまいもをおすすめします。
脂質は運動する上で必要なエネルギー源でもあるので、制限しすぎるのも良くないのでご注意ください。
食物繊維が多い
そして、さつまいもには食物繊維が多く含まれています。
さつまいもは便秘に良いと聞きませんか?
それは食物繊維が腸内環境を整えているからです。腸内環境が良いと、幸せホルモンであるセロトニンが分泌され、幸福度の向上にもつながります。
筋トレやダイエットをしている人の味方ですね。
食物繊維は満腹感がある
また、食物繊維を摂取することにより腸内で膨らみ満腹感がでます。それにより、ダイエットや筋肉をつけたい人の手助けになります。
ビタミンが豊富
そして、ビタミンやカリウムも豊富なのがさつまいもの特徴になります。
ビタミンCはりんごの10倍
意外にも、さつまいもにはたくさんのビタミンCが含まれています。
野菜などのビタミンは茹でるとビタミンが逃げていってしまいますが、さつまいものビタミンCはデンプンに包まれているためビタミンの流出を抑えられるのが特徴です。
筋トレにはビタミンも貴重な栄養素で、これが足りないと筋肉も萎縮して小さくなるので積極的にビタミンを摂る必要があります。
そのため、さつまいもは筋トレをしている人におすすめしたい食べ物なのです。
GI値が低い
最後は、GI値が低いという点です。
そもそもGIって何?と思う人も多いでしょう。
GI値とは、グリセミック・インデックス(Glycemic Index)の略で、食後血糖値の上昇度を示す指数のことです。つまりこのGI値が高い食材を食べると血糖値が急上昇し、反対に、GI値が低い食材を食べると血糖値は緩やかに上昇します。
(引用:山形県厚生連)

どんなものかわかったけど、血糖値が上がるとどうなるの?

太りやすくなるんだよ!
血糖値が上がるとインスリンというホルモンが分泌され、血糖値を下げようとします。その他に、脂肪を作る・脂肪の分解を抑制するという働きがあります。
なので、筋トレで筋肉をつけたい人やダイエット中の人は避けたいところ。
そういった意味で、さつまいもはGI値が低いのでインスリンが分泌されることは少なく無駄な脂肪もつきづらくなります。

腹持ちもいいから一石二鳥だね!
さつまいもは夜に食べても大丈夫なのか

ここまで、さつまいもの良い点についてお話ししてきました。しかし、こんな疑問を抱いた人も多いのではないでしょうか。
「さつまいもって夜に食べていいの?」
夜遅くまで仕事している人は、どうしても食べるのが遅くなってしまうことがありますよね。
結論、夜でも問題ないです。
どの時間帯でも太りにくい
夜に小腹が空いたりするときにラーメン屋お菓子を食べるのはNGです。
その代わりにさつまいもを食べるのがおすすめです。
さつまいもはご飯よりもカロリーや糖質が低く食物繊維が豊富なため、満腹感が高い食品です。主食をさつまいもに置き換えることで、カロリーを抑えることができるので夜に食べても問題ないのです。
なので、どの時間帯でもさつまいもは太りづらいです。
夜だけでお話をしていましたが、もちろん朝や昼でも気にせず食べることができます。

もちろん食べ過ぎは注意ですよ。
筋肉増強におすすめできない食べ方

筋肉をつけたい場合は、さつまいもでおすすめできない食べ方があります。
それは、焼き芋です。
焼き芋や干し芋などと、食べ方は様々なさつまいもですが、なぜ焼き芋がダメなのでしょうか。
焼き芋
さつまいもに含まれているでんぷんは、焼き芋にすると「麦芽糖」という成分に変化します。麦芽糖に変化すると、GI値が約1.5倍に増えてしまいます。
さつまいもの強みはGI値が低いこと
焼き芋にしてGI値が上昇してしまったら本末転倒ですよね。筋肉をつけたい人やダイエットしてる人には不向きな食材になってしまいます。
なので、蒸したり煮たりして食べると良いでしょう。
ちなみにレンジで簡単にさつまいもを蒸すことができる容器なども、Amazonで購入することができます。安いのでおすすめですよ!

ちなみに私は、焼き芋大好きです笑
皮ごと食べない

また、皮ごと食べないで中身だけを食べる方法もおすすめできません。
さつまいもの皮はたくさんの栄養が詰まっているのです。
- 食物繊維
- クロロゲン酸
- アントシアニン
食物繊維は先ほども説明した通り、腸内環境を整えてくれる栄養素でしたね。クロロゲン酸は、老化予防や美肌効果を促進します。
そして、アントシアニンは視力回復が期待できる栄養素です。
皮にこれだけの栄養素が含まれているので、ぜひ皮ごと食べていきましょう。
まとめ:栄養たっぷりのさつまいもは筋肉にも効果的
さつまいもは、筋肉やダイエットの味方であり、炭水化物やお菓子の代わりに食べても全く問題ない食材です。
まとめると、さつまいもの特徴は以下の通り。
- 脂質が少ない
- 食物繊維が豊富
- ビタミンやカリウムが豊富
- GI値が少ない
また、時間帯もも気にすることなく食べれるのがさつまいもの強みでもあります。
筋肉をつけたい方や痩せたい方は、さつまいもを食べて目標に向けて頑張っていきましょう。
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