ふとこんなことを思ったことありませんか？
「そばとうどんってどっちがカロリー低くてダイエット向きなんだろう？」と。
同じ炭水化物ではありますが、製法が異なりますので当然カロリーも全く一緒というわけではないでしょう。
今回はそんな「そばとうどん」のカロリーについて比較していきたいと思います。
- うどんとそばのカロリーについて
- うどんとそばではどちらが健康に良いのか
うどんとそばはカロリーがあまり変わらない
うどんとそばのカロリーは、使用される材料や量、調理方法などによって異なります。一般的には、同じ量のうどんとそばのカロリーはほぼ同じですが、以下の点に注意する必要があります。
まず、うどんやそばの種類によってもカロリーが異なります。例えば、そばにはそば粉の他に、小麦粉や片栗粉が混ぜられる場合があります。また、うどんには小麦粉以外に、山芋やかぼちゃを加える場合もあります。そのため、製法や材料によっては、カロリーに差が生じることがあります。
したがって、うどんとそばのカロリーは単純に比較することができません。一般的には、同じ量のうどんとそばはほぼ同じカロリーですが、製法や調理法、食べ方によってカロリーに差が出ることがあるため、注意が必要です。
うどんとそばのカロリー比較
一般的に、同じ量のうどんとそばはほぼ同じカロリーとされています。以下は一般的なうどんとそばのカロリー比較です（参考値）。
- うどん（茹でたもの、100g）：約115kcal
- そば（茹でたもの、100g）：約116kcal
上記の通り、ほぼカロリーを比較してみるとほぼほぼ変わらないことがわかります。もちろん製法によってカロリーは異なりますが、100kcalなどそこまで大きくカロリーに差が生じることはないでしょう。
そばの方がダイエット向き
カロリーはうどんとそばではさほど、違いはありませんでした。
しかし一般的にそばはうどんよりダイエット向きの食品とされています。以下はその理由です。
①満腹感
一般的に、同じ量のうどんとそばはほぼ同じカロリーですが、そばにはうどんよりも多くの食物繊維が含まれているため、満腹感が得られやすくなっています。また、そばは低脂肪であるため、カロリー摂取量を抑えたい人には適しています。
満腹感があるからそこまで多く食べようとならないもんね！
②栄養素が豊富
そばには、食物繊維やビタミンB1、B2、E、葉酸、カルシウム、鉄などが含まれています。これらの栄養素は、体に必要な栄養素であり、健康維持に役立ちます。
③血糖値の上昇を抑える
そばには、炭水化物の一種であるデンプンが含まれていますが、そのデンプンは消化吸収が遅いため、血糖値の上昇を抑える効果があります。このため、糖質制限ダイエットを行っている人にも適しています。
ただし、そばにもカロリーはあるため、食べすぎには注意が必要です。また、そばには塩分が多く含まれていることがありますので、高血圧や水分制限が必要な人は適量に抑えるようにしましょう。
うどんの太りにくい食べ方
ダイエットするならそば一択だね！
まあそうなんだけど、食べ方によってはうどんもカロリー摂取を抑えられるんだよね。
うどん自体は、摂取するカロリー量や食べ方によっては太りやすい食品の一つですが、以下のような食べ方をすることで太りにくくすることができます。
①つゆを減らす
うどんにつけるつゆは、たいてい濃い味付けになっています。そのため、つゆを減らすことで、カロリーを抑えることができます。また、つゆには塩分が多く含まれているため、高血圧や水分制限が必要な人は適量に注意が必要です。
②うどんを冷たい状態で食べる
うどんを冷たい状態で食べると、でんぷんが消化吸収を抑えるレジスタントスターチに変わるため、冷たいうどんの方が太りにくい傾向があります。
そばは健康にも良い
前述の通り、そばには、タンパク質や食物繊維、ビタミンB1、B2、E、葉酸、カルシウム、鉄などが含まれています。これらの栄養素は、体に必要な栄養素であり、健康維持に役立ちます。
タンパク質を含む
そばにはタンパク質が豊富に含まれており、以下のメリットがタンパク質にはあります。
①筋肉や骨の形成に必要
タンパク質は、筋肉や骨などの組織を形成するために必要な栄養素です。運動や筋トレなどで筋肉を増やすためには、十分なタンパク質を摂取することが必要です。
②免疫力を高める
タンパク質は、免疫細胞や抗体の形成にも必要な栄養素です。免疫細胞や抗体は、体内の病原菌やウイルスなどの異物を攻撃するために必要なものであり、十分なタンパク質摂取によって、免疫力を高めることができます。
③消化に時間がかかり、満腹感をもたらす
タンパク質は、消化に時間がかかります。そのため、食事にタンパク質を含めることで、消化が遅くなり、満腹感をもたらすことができます。このため、ダイエットにおいても、適切なタンパク質摂取が重要とされています。
④血糖値の上昇を緩やかにする
タンパク質は、消化が遅いため、炭水化物や糖質を摂取した場合に起こる血糖値の急激な上昇を緩やかにする効果があります。血糖値の急激な上昇は、インスリンの分泌を促し、糖尿病のリスクを高めるため、適切なタンパク質摂取によって、血糖値のコントロールができます。
タンパク質ってメリットだらけだね！
ビタミンが豊富
また、そばはたんぱく質以外にビタミンも豊富で、下記のメリットがあります。
ビタミンB群（ビタミンB1、B2、B6、B12など）
- 炭水化物、脂質、タンパク質の代謝を促進する
- 神経系の正常な機能を維持する
- 免疫力の維持
体調がすぐれない時はうどんがおすすめ
体調がすぐれない時は、うどんがおすすめです。
たしかにうどんは体調不良の時に食べるイメージがある。
うどんはたしかに風邪や発熱した時に相性が良いね。
胃の消化を助ける
うどんは、比較的消化に良い食品の一つです。体調不良の時は胃が弱まっているので、消化をサポートするうどんはおすすめです。さらに、しっかり消化して排便をすることにより菌など体に悪いものを放出するので、体調の治りが早くなることも多く見受けられます。
なるほど、そうゆうことね・・
うどんは主に小麦粉と水から作られており、消化に必要な食物繊維が豊富なわけではありませんが、消化が良いと言われる理由として以下の点が挙げられます。
①柔らかい食感
うどんは、噛むことによって柔らかくなり、口の中で滑らかな食感を味わうことができます。そのため、咀嚼の負荷が軽く、食べやすいという点が挙げられます。
②炭水化物が主成分
うどんに含まれる炭水化物は、消化酵素であるアミラーゼによって分解され、ブドウ糖などの単糖類に分解されます。炭水化物は消化が早いため、比較的負荷が少なく、消化に良い食品と言えます。
③脂質が少ない
うどんには脂質が少なく、脂肪が消化されるのに比べると消化に負担をかけることが少ないため、消化に良いとされています。
ただし、個人差やうどんの種類、具材などによって、消化に負担をかけることもあります。胃腸の調子が悪い場合や、食べ過ぎには注意が必要です。適量を摂取し、よく噛んで食べるように心がけましょう。
まとめ：ダイエットや健康志向高めならうどんよりそばを選ぼう
ダイエットを意識する場合や健康志向が高い場合、そばの方がうどんよりも優れているとされることがあります。以下に、そばが健康に良いと言われる理由は下記の通り。
- 代謝を促進したり、免疫力を高めたりする効果がある
- 食物繊維が腸内環境を整えたり、便通を促したりする効果があり
- そばは炭水化物の吸収をゆっくりと行うため、血糖値の急激な上昇を抑えることができる
このようにそばには様々な栄養素を含み、うどんに比べダイエット向きで健康にも良いとされています。もちろん、うどんが体に悪いわけではなく、胃の消化をサポートする役割もあるので、むしろ良い食べ物です。
今あなたが何をしたいか、どんな状況かで判断すると良いでしょう。
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