お酒を飲んですぐにお風呂に入って気持ち悪くなった経験をした方は多いでしょう。
飲み会後すぐの入浴や酔い覚ましでお風呂に入る人など様々かと思います。
結論、お酒を飲んですぐにお風呂に入るのはやめましょう。
この記事では、お酒を飲んだ後にお風呂に入る危険性についてお話ししていきます。
- お酒とお風呂の関係性
- 飲み会後でも安心してお風呂に入る方法
飲み会後のお風呂は控えるべき?
飲み会後のお風呂は、控えた方が良いです。
後ほど説明しますが、お酒を飲んだ後にすぐにお風呂に入るのは危険だからです。
飲み会後はぬるめのシャワーのみにしよう
ただし、飲み会後から2〜3時間経って酔いが覚めてきた場合は、お風呂に入ってもそこまで問題ありません。
お酒を飲んだ後すぐにお風呂は危険
お風呂にお酒を飲んだ直後に入ってはいけない理由はいくつかあります。
- さらに酔ってしまう
- 脳や心臓への負担
- 二日酔いでも注意
お酒とお風呂には一体どんな関係があるのでしょうか。
さらに酔ってしまう
飲み過ぎた。。
良い覚ましにお風呂に浸かろ〜

待って!逆に酔いが回っちゃうよ!

え〜〜!?
お酒を飲んだ直後にお風呂に入ると酔いが回りやすくなってしまいます。
血行が良くなり、血流の流れが速くなる
血流の流れが早くなることで、アルコールが体全体に行きわたるのも早くなります。なのでお風呂に入ると気持ち悪くなったり、平衡感覚を失ったりするのです。
その際は、できるだけ室内との寒暖差をなくしてから入ると多少はマシになるでしょう。
脳や心臓への負担
酔いが回るならまだしも脳や心臓への負担もあるので注意が必要です。
全身に血液が流れて脳などへの血流が減る
脳や心臓への血流が減るとどうなるのかというと、脳梗塞や心疾患などのリスクが高まり命落とす可能性も出てきます。
さらにお酒とお風呂は両方とも血圧を下げ、気を失ったり判断能力が鈍くなったりしますので、きちんとリスクを把握することが重要になってきます。
二日酔いでも注意
また、二日酔いにも注意が必要です。

二日酔いもだめなの?!

逆に二日酔いが長引くことになるんよ!

もうお酒を飲んでお風呂入るのやめよ。。
お風呂に入って汗をかけばアルコールが流れて、二日酔いが治ると思い入浴する人が多いかと思います。
それは大きな間違いです。
アルコールは肝臓で分解される
アルコールは基本的に肝臓で分解されます。汗を流してもアルコールは消えません。また、お風呂に入ると血液が肝臓にうまく届かず、肝臓での分解を妨げてします。
また、、脱水症状にあるにも関わらず汗をかけば、さらに体内の水分がなくなります。それにより、貧血になったり体調を崩してしまう原因になるのです。
そして、二日酔いが長引いてしまうのです。
どうしてもお風呂に入りたい場合

お酒を飲んでしまった、それでもどうしてもお風呂に入りたいという人については、下記の方法を紹介します。
- 飲酒してから2、3時間後の入浴
- シャワーで我慢
- お酒とお風呂の順番を逆にする
飲酒(飲み会)から2、3時間後の入浴
お酒を飲んで、お風呂に入る場合は一旦待ってください!
せめて、2、3時間は時間を空けてから入浴しましょう。体内にはまだアルコールが全身に残っていて、先ほど言った、脳や心臓への負担が大きくなります。
お酒の量で空ける時間も変わる
しかし、お酒を多く飲んでいた場合は、その分アルコール摂取量も多いことになるのでさらに時間を空けるようにしましょう。
暑過ぎる温度もNG
また、お湯が暑過ぎてもNGです。暑ければ暑いほどアルコールの回りが速くなり、症状を悪化させてしまいます。
お酒を飲んで、お風呂に入る場合は十分に気をつけましょう。
飲み会後に歩いて帰る
時間を空けるため、飲み会後は歩いて帰るのも手ですね。
普段最寄りまで電車で帰宅する方も、1駅か2駅ほど手前で降りて帰るのをおすすめします。
- 外の空気で酔いが覚めやすい
- 時間を消費できる
お風呂に入らずシャワーで我慢
理想なのは、湯船に入らずシャワーのみにすることです!
湯船ほど危険ではない
湯船に比べ、体は温まらず血圧は下がりにくいです。
私自身、お酒を飲んだ後にシャワーのみにしていますが、湯船に浸かった時より気持ち悪くならずに済んでいます。
また、入浴はお酒を飲んでから一定時間空けなければなりませんが、シャワーならあまり時間は気にせずにすぐに入れます。
お酒とお風呂の順番を逆にする
一番、安全なのがお酒を飲んだ後にお風呂に入るのではなく、お風呂に入った後にお酒を飲むことです。
なるべく早くお風呂は済ませよう
お風呂に先に入れば、先ほどお話しした危険な状態にはなりにくいです。もちろん飲みすぎれば急性アルコール中毒で救急搬送になる可能性もありますが。。
酔いを早めに覚ます方法

ここまで、飲み会などの飲酒後すぐのお風呂は非常に危険なので、「お風呂に入りたいなら時間を空けよう」などのお話しをしました。
しかし、現実的に飲み会などは遅い時間帯に終わることが多いです。そこから酔いが覚めるまでお風呂に入らず待機なんてしたくないですよね。
それでは、酔いを早めに覚ますにはどうしたら良いのかみていきましょう。
水分を多くとる
お酒を飲んだらその2倍は水を飲まないといけないと聞いたことはありますか?
お酒を飲んで酔っている時は、軽い脱水症状にあります。
とにかく酔いを覚ましたい方は、大量に水を飲みましょう。
- 飲み会中に水などを飲む
- お風呂に入る前までにに水をたくさん飲む
緑茶も効果的
水を飲むことはもちろんですが、緑茶も酔い覚ましに良いとされています。
カテキンやビタミンCが活躍
緑茶を飲むことにより、利尿作用が働いたりアセトアルデヒドの分解スピードも速まるので良い覚ましの効果が期待ができます。
あまりお酒を飲まない
当たり前の話ですが、お酒の量に比例して酔いが回りやすくなります。
どうしてもお風呂に早く入りたい方は、お酒を少量で我慢しましょう。
少量ならばそこまで時間を空けなくてもお風呂に安心して入ることができます。
1〜2杯が理想
お酒を飲んだ後のお風呂は控えよう
ここまで、お酒を飲んだ後のお風呂の危険性についてお話ししました。
- さらに酔ってしまう
- 脳や心臓への負担
- 二日酔いでも危険
これらのようにお風呂に入るとかえって酔いが回ったり、脳や心臓への負担が大きくなり危険です。できるだけ、お酒を飲んだら湯船に入るのは控えましょう。
- 飲酒してから2、3時間後の入浴
- シャワーで我慢
- お酒とお風呂の順番を変える
それでも、お風呂に入りたいんだという方は、シャワーで我慢したりぬるいお湯でお風呂に入ることをおすすめします。
その中でも一番安全なのが、お風呂の後にお酒を飲むことですね。
お酒とお風呂には注意して日々過ごしていきましょう。
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