【2022年6月】SNSやアプリのアイコンが虹色になっているのはなぜ?

2022年6月にさまざまなアプリが虹色アイコンになっていました。

朝起きて

「えっなにこれ」

と疑問に思い、いろいろ調べたので簡単にわかりやすく説明してきます。

この記事でわかること
  • なぜアイコンが虹色になっているのか
  • Pride MonthとLGBTQ+について

さまざまなアプリが虹色に

現在(2022年6月5日)、さまざまなアプリが虹色アイコンになっていました。

下記をご覧ください。

  • WordPress
  • ZOZOTOWN
  • DAZN Japan

私がインストールしているアプリは、この3つが虹色に変更されています。

WordPressやZOZOTOWN、DAZN Japanなどのアプリが虹色アイコンに。

A君
A君

え、なんで急に?!

すじた
すじた

わからないんよ!

だから色々調べてみたら、あることがわかったよ!

Pride Monthだからアイコンが虹色になっていた

様々なアイコンが虹色になっている理由は、「Pride Month」にありました。

実際に、ZOZOTOWNに問い合わせメールを送り、返信の内容がこちらです。

つまりPride Month(プライド月間)を応援し、LGBTQ+への差別に反対する意思を表明するためにアイコンを虹色(レインボーカラー)にしているとのことです。

6月は LGBTQ+コミュニティに連帯するパレードや、権利啓発のイベントが開催される月間「Pride Month」です。私たちはPride Monthを応援し、人種や国籍、性別、外見などに対する、あらゆる差別の無い世界を目指します。

https://zozo.jp/pride/

LGBTQ+の象徴が虹色(レインボカラー)

LGBTQ+に関しては、後ほど説明します。

Pride Monthとは

レインボー
A君
A君

というかPride Monthって何?

 LGBTQ+コミュニティーを祝うパレードや、権利啓発のイベントが開催される月のことで、主に6月に開催されます。

Pride Monthが6月の理由

そもそもなぜ6月にPride Monthとなっているのか。

1968年6月に起きたアメリカのゲイバーで起きた事件がきっかけ

ニューヨーク グリニッチ・ヴィレッジにあるゲイバー「ストーンウォール・イン」で起きた警察による強制捜査と、それに抵抗した性的少数者の争いが1つのきっかけになりました。

様々な企業がPride Monthを応援

ZOZOTOWNやWordPress、DAZN Japan以外にもたくさんの企業がPride Monthを応援しています。

  • 楽天
  • コンバース

他にも「LEGO」や「Spotify」などの企業もありますが、ここでは上記の2つについてお話しいたします。

楽天

楽天

見ての通り楽天の公式Twitterのアイコンが虹色に。

楽天グループは、Pride Monthに「Walk Together with Pride」というキャンペーンを行います。

詳細は下記の特集サイトと動画をご覧ください

楽天 Walk Together with Pride 特設サイト

converse

converseの「Instagram公式アカウント」のアイコンも虹色に。

毎年、Pride Monthのタイミングで「Pride Collection (プライドコレクション)」を発表しているコンバース。

実際に、公式InstagramでPride Monthを応援する虹色カラーのスニーカーの投稿をしています。

LGBTQ+について

LGBTQ

それでは、先ほどから何回か話に出ている「LGBTQ+」について説明します。

「LGBTQ+」とは以下の総称です。

  • L(レズビアン)
  • G(ゲイ)
  • B(バイセクシャル)
  • T(トランスジェンダー)
  • Q(クエスチョニング)
  • +(その他)

LGBTQ+は、それぞれのアルファベット頭文字を並べた総称になります。

A君
A君

なるほど。。

それぞれの頭文字を当ててたんだね。

けど、クエスチョニングって何?

すじた
すじた

僕も、Pride Monthをお調べて初めて知った言葉だったよ。

少し説明するね。

クエスチョニングとは?

クエスチョニングとは、自分の性的自認や性的指向が定まっていない人のことを指します。

例えば・・・

「自分がなんなのかわからない」

「自分はゲイだと断定しない方が生きるやすい」

「どれで生きていくべきか決めている最中」

など、性に関して曖昧な人たちをクエスチョニングにあたります。

なぜ「LGBTQ」ではなく「LGBTQ+」なのか

A君
A君

「LGBTQ+」の「+」ってなんのためにあるの?

さきほど、レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー、クエスチョニングの頭文字をとって「LGBTQ」と説明しました。

「+」は「LGBTQ」以外のセクシュアリティ

LGBTQ以外にもたくさんのセクシュアリティがあります。

  • Xジェンダー
  • Aロマンティック
  • Aセクシュアル
  • パンセクシュアル

これらにより、差別や偏見で苦しんでいる方も多いのが現状です。

そこで、「LGBTQ」ではなく「LGBTQ+」と表現することが、その他のセクシュアリティに対しての配慮を示すことになります。

LGBTQ+の象徴が虹色の理由

レインボー2
A君
A君

LGBTQ+のことはよく理解したよ。

けど、虹色の理由って何?

すじた
すじた

これにはいろんな意味があるんだよね〜

ここまで、アイコンが虹色になった理由やLGBTQ+についてお話ししてきました。

しかし、LGBTQ+の象徴が虹色に疑問を抱くことでしょう。

これには、いろんな意味が隠されているのです。

歴史的背景

虹色を考案したのは、サンフランシスコのギルバート・ベーカー氏。

1978年6月25日に公で使用

1970年後半、ゲイの解放運動に新しいシンボルが必要であったため、虹色を生み出しました。

多様性を守るためカラフルな虹色に

現在は6色の虹色に

当初は、8色でした。

しかし、運動が活発化してきて大量の旗が必要になります。

技術的に8色が困難

このような経緯があり、現在は6色に落ち着いています。

まとめ:LGBTQ+の差別を反対する意思表示

パレード

6月にさまざまな企業のSNSアカウントやアプリのアイコンが虹色になっているのは、Pride Month(LGBTQ+を称する期間)を応援しているからでした。

  • 楽天
  • ZOZOTOWN
  • converse
  • DAZN Japan
  • WordPress

上記のアプリやSNSアイコンが虹色になっているので是非見てみてください。

LGBTQ+の権利について啓発を促す様々なイベントが開催されています。今後も、さまざまな企業が注目していくことでしょう。

人々の人種や性別、外見などに対する差別がない多様性を大切にした世界が実現されることを願ってます。

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